遺伝子組み換え実験キット(STANDARD)

遺伝子組換え操作を安全かつ簡単に学ぶことができます。
(対象:高等学校・専門学校・大学基礎)

特徴

  • 特別な試薬を使用しません。
  • 特別な機材を必要としません。
  • 事前の難しい準備は必要ありません。
  • オートクレーブバック付属で廃棄が簡単です。
  • 遺伝子組換え操作を安全かつ簡単に学ぶことができます。
    • 病原性のない安全な大腸菌( E.coli K-12株)を使用しています。
  • 遺伝子発現調節機構を学ぶことができます。
    • IPTGとX-galを使用したLacZ遺伝子の発現調節が学べます。
  • 実験結果を視覚的にとらえることができます。
    • 導入遺伝子は蛍光蛋白(GFP)遺伝子とβガラクトシダーゼ(LacZ)遺伝子、薬剤耐性(アンピシリン耐性)遺伝子の3種類です。
    • プラスミドは2種類使用しています。(GFPとアンピシリン耐性、LacZとアンピシリン耐性)
  • 特別な機材を必要としません。
    • 恒温槽とインキュベーター、UVランプ等は必要です。
  • 事前の難しい準備は必要ありません。
    • 先生の事前の準備を少なくするため、あらかじめ培養プレート等は作製しています。
  • オートクレーブバック付属で廃棄が簡単です。
    • 使用したプレート等の廃棄はオートクレーブバックにまとめ、滅菌後一般ゴミとして廃棄できます。
      (一部自治体によって違いますのでご確認下さい。)

導入遺伝子について

プラスミド

大腸菌には、もともとのゲノムDNAとは別にプラスミドと呼ばれる環状のDNAがあります。このプラスミドには通常ある機能を持つ遺伝子が含まれており、このプラスミドを共有することにより大腸菌は様々な環境に対応する形質を獲得しています。

本キットではこの特性を利用し、あらかじめ蛍光蛋白質(GFP)とガラクトシダーゼ(LacZ)の遺伝子を組み込んだ 2種類のプラスミド(pBR322)を同時に大腸菌に導入することにより、それぞれ形質転換させます。また、選択マーカーとしてそれぞれ同じプラスミド上に薬剤耐性遺伝子(アンピシリン耐性遺伝子)も導入されています。


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